HRbase採用チームです。

HRbaseの「労務開発チーム」には労務管理の実務経験をシステム開発に活かしているメンバーが多く在籍し、それぞれのポジションで活躍をしています。

今回は人事労務の仕事の中で「人と話すのが好き」という東さんに、それなのになぜAI開発のスタートアップを選び、労務開発チームで資料作成を行っているのかについて詳しくお話をお聞きしました。

HRbaseの労務開発チームに興味を持ったきっかけは?

事業会社や社労士事務所で人事労務の仕事を長くやってきましたが、新しいことにチャレンジしたく、「次の転職はできればIT系ベンチャー企業で」と考えていました。

HRbaseのカジュアル面談を受けたときは、労務開発チームが何をするところなのかはわかっていませんでしたが、労務のシステムに搭載する資料をつくるチームだと聞いて面白そうだと感じました。

私が人事労務の仕事で一番好きなのは、「現場の従業員と話をして回る」ことです。その時間を確保するために、自分の仕事を効率化するようなタイプでした。そんな私が、なぜ「資料づくり」に特化した職人的なチームに転職を決めたかというと、従業員と話すための資料づくりに時間を取られていた過去の自分のためでもありました。

自分が片手間で必死につくっていたような資料づくりが業務として評価される環境で、現場に本当の意味で役に立つコンテンツづくりに関与できるのは、きっと面白いだろう・・・そう感じ、転職を決めました。

現在の業務内容について教えてください

私は労務開発チームの中の「資料チーム」に属しており、社労士や企業の労務担当者が従業員に説明するときの案内資料や回答事例、研修や勉強会に使えるマニュアル資料などをつくっています。

前職でも、法改正や新制度の導入時には従業員向けのスライドなど数多く作成してきました。

労務管理担当者にとっても公的機関の書類は内容が難しくてわかりにくいものですから、私たちがそれを噛み砕き、法律に沿った内容にまとめなおして提供することで、安心して実務に使っていただけることを目指しています。

そう書くと非常にアナログな仕事のように見えますが、HRbaseでは「労務アシスタントAI」という労務管理に特化したAIを開発しています。私たちが作成する資料は、そのAIの根拠資料としても使われます。労務の実務経験者のみが集まるチームが資料を作成する意味は、そこにあると考えています。

これまでの仕事と一番違うところは何ですか?

これまでと違うところは、従業員と直接かかわることがなくなり、生の声を聞く機会がなくなったことですね。

しかしそれはネガティブなことではありません。HRbaseではマーケティングチームやカスタマーサクセスチームからユーザーの声が共有され、「こんな資料がほしい」「こんな資料が人気」というリアルな声を聞ける環境にあるので、スピーディーに改善や企画に取りかかれます。

確かに個別ヒアリングも大切ですが、100人いれば100通りの意見があります。すべてに対応できるわけではないため、ユーザーの声の優先順位の高いものから効率的に着手することで結果としてカバー率も上がりますし、満足度にもつながるのではないかと考えています。

入社して驚いたことを教えてください

代表の三田さんが、新しいアイデアや意見を否定せず、やってみようと言ってくれることですね。それは今までの環境とはまったく違い、驚きました。

それから、フルリモートでもきちんと業務が回る環境にもビックリしました!
私はHRbaseが初めてのフルリモート勤務で、「フルリモートとはいえ、実は皆出社しているのでは・・・?」と思い、「週に数回は出社します」などと言っていましたが…本当に皆さんの出社率が低く、私もすぐに行かなくなりました(笑)(注:HRbaseは、出社は自由です)

フルフレックスの恩恵も受けています。業務中に煮詰まったときは自由に休憩時間を取ることができ、気分転換をしてから業務に戻ると「何故こんなことで迷ってたのか?」と思うくらいスルスル進むこともあります。

個人的にも仕事とプライベートのメリハリを付けたいタイプなので、時間を自分でコントロールできるHRbaseは、とても働きやすいと感じています。

労務管理特化型のAI開発にかかわってみて、これからの労務担当者に求められることは何だと思われますか?

一般の方はSNSやYouTubeで「トレンドの労務情報」に触れることが多いと思いますが、
100の事例の中からセンセーショナルな事例だけがピックアップされ、あたかもそれがすべて・・・のような切り取られ方をしている発信も散見されます。

それを見た従業員からの労務相談に、いかに正しく、納得度の高い回答をすべきか・・・という難題が、これからの労務担当者にのしかかってくると考えています。

これからの社労士や企業の労務担当者には「AIやツールを駆使して、本当の情報を見つけるスキル」が求められていくのではないでしょうか。

私自身は労務管理の人間でありながら、AI開発にもかかわれるという「最先端の環境」を楽しめていますが、技術の進歩に遅れずについていくのは難易度が高いことだとも感じています。実際、過去の職場でも「システムを入れたけれど、機能の半分も使えていない」などのことは多く発生していました。

ということは、労務管理とテクノロジーの相性は悪いのでしょうか?

そうは思いません!
しかし、会社ごと・個人ごとのマニアックな対応が多すぎて標準化しにくい領域であることは確かです。すべてがルール化されていればよいかというと、そうでもなく、やはり配慮ある人間らしい対応は機械ではできない部分は残ります。

だからこそ、「機械化と人間の狭間」で奮闘されている労務担当者の方が多いのだと思います。労務管理では法律に沿った規則をつくり、法律に従った対応をすることが大前提ですから、機会にも任せきれませんし、かといって手動でできるレベルは超えています。

法改正対応などをわざと間違えたい企業はないはずですし、大多数のミスは「知らなかった」に起因します。だからこそ、正しくわかりやすい情報をどんどん世の中に提供し、労務担当者の「ミスを防ぎたい」でも「調べるのが大変」というジレンマに解決策を提案していきたいです。
私は一社員ではありますが、企業にHRbaseが導入されていることが当たり前になれば、人事労務のトラブルのない、すべての人が安心して働ける社会に近づくと考えながら資料を作成しています。「HRbaseを企業のインフラに!」を、合い言葉にしたいですね。

カジュアル面談へお越しください

労務管理の現場で、「もっとこうしたら効率的になるのに」というアイデアを持っている方は、HRbaseで新しいチャレンジをしてみてほしいなと思っています。

資料やコンテンツを作成することが好きで、自分のかかわった資料が、間接的にでも多くの方に届いていることを喜べる方なら、きっと楽しく働けます。

HRbaseはAI系のスタートアップで、これまでアナログな環境にいた方にはハードルが高く見えるかも知れませんが、その「自分にもできるかな」という迷い自体を、仕事に変えられる環境です。

迷っている方には「労務管理の経験、形にしましょう!」とお伝えしたいですね。同じ悩みを持っていたメンバーもたくさんいますし、楽しく切磋琢磨しながら、労務管理の社会課題を解決できる仕事は、なかなか面白いと思いますよ。